仕事を部下に任せる際に気をつけておきたい
3つのポイント

 ただし、仕事の配分を「量」や「時間」だけで捉えてしまうのは問題です。部下それぞれの状況やライフステージ、能力なども踏まえ、「仕事の量」のみならず「質的な側面」も考えなければなりません。

 上司が仕事の配分を行う際、気をつけたいポイントは3つです。

 1つ目は「部下が何をやりたいのか」「得意・不得意」の把握です。

 部下自身が「どのような仕事をやりたいのか」は、キャリアプランとも大いに関係してきます。上司は部下とコミュニケーションを重ね、把握する必要があります。その際、部下の得意・不得意を理解しておく。得意な仕事を任せれば、質・量ともに高いパフォーマンスを発揮してくれるでしょうし、部下に成長して欲しい部分も明確になります。

 また、仕事がうまくいかなかったとき、「何が問題なのか」を把握しやすくなります。本人の能力の問題なのか、その業務をとりまく外部環境の問題なのか、あるいは単純に量が超過していたのか。

「この部下は何が得意で、何が不得意なのか」「どのような仕事ができて、どのような仕事ができないのか」(あるいは、時間がかかるのか)を把握していれば、問題の切り分けがしやすくなります。