ゴールドマン・サックス・グループPhoto:SOPA Images/gettyimages

 米金融界では、ゴールドマン・サックス・グループの共同経営者(パートナー)の座はかつて誰もが望むものだった。1999年の上場でパートナーは億万長者となり、2000年代の取引・買収ブームがまた新たな億万長者を生んだ。

 だが金融危機後に給料は減り、パートナーの数は膨らんだ。ゴールドマンのパートナーは依然として上位1%の超富裕層にとどまるが、成功の象徴としての輝きは失われている。