ケーブルテレビ最大手のジュピターテレコム(J:COM)が、インターネットトラブルに巻き込まれた際に弁護士費用などを補償する保険商品の販売を始めることが、14日までに分かった。ネットトラブルに特化した個人向けの保険商品は国内初という。(ダイヤモンド編集部 重石岳史)
SNS中傷被害が社会問題化
コロナ禍でネットトラブル急増
J:COMは今夏に少額短期保険会社を設立しており、保険商品の第1段としてインターネットトラブルに備える補償とサービスを組み合わせた「ネットあんしん保険」の販売を11月1日から開始する。
月額保険料750円で、契約者本人だけでなく、同居する家族全員が補償対象となるのが特徴。日本弁護士連合会と提携し、ネットトラブルに巻き込まれた際の弁護士紹介に加え、弁護士費用や賠償責任費用を100万円まで補償する。
背景には、ネットトラブルの急増で社会問題化していることがある。