アップルがサプライズを提供することも近頃は難しくなっているが、最近行われた「iPhone(アイフォーン)12」発表イベントでは、ちょっとした衝撃が走った。かつて敵であった米通信半導体大手クアルコムの売り上げがさらに伸びそうなのだ。新シリーズ「iPhone12」の4機種が13日に発表され、そのうちの2機種、「iPhone12」と「iPhone12 Pro」は23日に販売を開始する。4機種すべてが第5世代通信規格(5G)対応であることは、一部アナリストの意表を突いた。必要となる半導体のコストの高さや通信網の利用可能エリアが限られていることから、アップルは新機種の中でハイエンドモデルのみを5G対応にするものと予想していたからだ。
iPhone12の全機種5G対応、クアルコムに吉兆
アップル最新スマホが超高速「ミリ波」に対応 半導体売り上げ増に余地
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