ドナルド・トランプ米大統領が大統領選での敗北を認めず、国土安全保障省(DHS)のサイバーセキュリティー部門トップも解任したことに対して、一部の共和党議員から不満の声が上がっている。新型コロナウイルスの追加経済対策や政府機関の閉鎖回避に向けた取り組みが党派的な対立につながり協議が行き詰まる中、議会では既に緊張が高まっている。DHSのサイバーセキュリティー部門トップを務めるクリス・クレブス氏の解任を決めたトランプ氏の対応について、多くの共和党議員が疑問を呈している。クレブス氏は、トランプ氏が主張する根拠のない選挙不正について公に異議を唱えていた。ジョン・コーニン上院議員(共和、テキサス州)は、クレブス氏の解任は「大統領の特権だが、混乱に拍車をかけるだけだろう」と述べた。
共和党議員からトランプ氏に不満の声、DHS幹部解任などで
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