ジョー・バイデン次期米大統領が外交政策と情報機関のトップに指名した候補を巡り、両者が首都ワシントンのコンサルティング会社ウェストエグゼク・アドバイザーズの出身であることが、上院での指名承認に向け支障となる可能性が生じている。地政学的リスクなどにについて顧客にアドバイスするウェストエグゼクは3年前に立ち上げられ、国務長官に指名されたアントニー・ブリンケン氏が共同創業者に名を連ねている。また7月まで同社のスタッフだったアブリル・ヘインズ氏も国家情報長官に指名されているほか、国防長官候補に名前があげられているミシェル・フロノイ氏などその他の複数の同社スタッフも国家安全保障に関連するバイデン政権のポストに就く可能性がある。
バイデン氏指名の閣僚候補、コンサル会社巡り承認で支障も
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