SPダウ・ジョーンズ・インデックスは、米電気自動車(EV)メーカーのテスラをSP500種株価指数の構成銘柄として12月21日に一度に採用すると明らかにした。テスラ株は21日の取引開始前に同指数に採用される。このため、同指数に連動するファンドの大半はその前週末に同社株を購入することになる。テスラの時価総額は約5380億ドル(約56兆1000億円)に膨らみ、米市場で6位となった。SP500種指数での比重は1%余りを占める。これは投資会社バークシャー・ハザウェイを上回るが、フェイスブックを下回る水準。トレーダーやファンドマネジャーは、SP500種指数に連動するパッシブファンドの運用会社や一部のアクティブ運用のミューチュアルファンドがポートフォリオの調整をするため、今後数週間で1000億ドル余りの取引が行われるとみている。
テスラ株、S 21日取引開始前
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