新型コロナウイルスが大流行する中、グループチャットの利用が加速している。他人とつながり、孤独感を和らげる手段を人々が求めているためだ。長引く経済的ストレスや不安定な株式市場も、女性が緊急用の予備資金や投資の仕方、資金面での目標について語り合うグループに参加することを促している。お金を話題にするグループは大小さまざまだが、大抵は4、5人前後の少人数で構成され、「iMessage(アイメッセージ)」や「WhatsApp(ワッツアップ)」などの対話アプリを通じて週に1回以上やり取りするものが多い。調査会社eマーケターが4月に発表した調査によると、米国の成人が今年、1日にメッセージングアプリに費やす時間は平均24分で、昨年の推計値から4分増える見通しだという。