米ゼネラル・エレクトリック(GE)は、ガスタービン発電事業と保険事業に関する情報を正しく開示せず投資家に誤解を与えたとされる問題を巡り、米証券取引委員会(SEC)に制裁金2億ドルを支払うことで和解した。SECは、GEがコストと利益の一部をどのように認識しているかについて数年にわたり調査を実施。電力事業の収益を不正確に伝えたほか、保険事業のポートフォリオのリスク上昇について投資家に知らせていなかったと指摘した。GEはSECの指摘について、肯定も否定もしていない。和解命令には、GEが重大な不正防止法違反を犯していたとは記されていない。和解に基づき、同社は会計と情報開示に関する方針や監督について、1年間SECに報告しなければならない。
GE、2億ドルの制裁金支払いでSECと和解 情報開示問題巡り
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