活字離れが叫ばれて久しいが、実際、習慣的に読書をしている人はどのくらいいるのだろうか。また、読者とストレスレベルの関係はどうなっているのか。

 一般社団法人ストレスオフ・アライアンスは、全国の男女14万人(男女各7万人、20~69歳)を対象に、大規模インターネット調査『ココロの体力測定2018』を実施。その中で、「読書習慣」に関する詳細な調査を行っている。

 読書習慣がある人が多いのは、どの都道府県なのか。今回は、男性と女性のどちらも対象にした調査からランキング形式で紹介していこう。

※集計期間は2018年3月7日~17日。調査機関は株式会社メディプラス研究所。サンプル数は20~69歳の男女各7万人で、各県1000サンプル以上を確保し、その後人口比率(都道府県、年代、有職割合)でウエイト修正した。また今回は、「1日の平均読書時間が30分以上と回答した人」の割合を都道府県ごとに集計し、ランキングを作成した。

「読書家が多い」都道府県ランキング
1位は男性が東京都、女性は栃木県に

「読書家が多い都道府県ランキング【男性版】」1位は東京都で、1日の平均読書時間が30分以上という人は25.3%だった。2位には千葉県、3位には京都府が続いた。

 また、「読書家が多い都道府県ランキング【女性版】」の1位は栃木県で、同25.5%。2位は徳島県、3位は東京都だった。

 全体的に男女差は小さく、男性1位の東京都と女性1位の栃木県はわずか0.2ポイント差だった。