米アマゾン・ドット・コムは10日、2025年までに全世界で2900万人のクラウドコンピューティング研修を支援する取り組みを発表する計画だ。アマゾンは昨年、米国内従業員10万人の技能向上に7億ドル(約730億円)の拠出を約束した。今回の取り組みは既存プログラムのほか、非営利団体(NPO)や学校などとの新たな提携を土台にしている。新しい無償研修プログラムは、主にアマゾンの従業員以外が対象。ハイテク人員を必要としている多数の企業で、クラウドコンピューティング分野に従事するために必要な訓練を提供するのが狙い。研修参加者にはアマゾンに就職する人もいるかもしれないが、同社のクラウドサービス「アマゾン・ウェブ・サービス(AWS)」を利用する企業に採用される可能性の方が高いとしている。
アマゾン、2900万人のクラウド研修を支援へ
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