英政府は、ゲイやバイセクシャルの男性による献血制限を来年夏から緩和すると発表した。性的少数者(LGBT)関連の活動家は、性的指向による偏見を排し平等性を推進する上での大きな一歩と歓迎している。新たなガイドラインでは、1人の性的パートナーと3カ月超にわたって関係を持っている場合、本人の性別や相手の性別、それぞれの性的指向に関わらず献血が認められる。現在のルールでは、男性が別の男性と性的関係を持った場合、その日から3カ月間は献血することができない。マット・ハンコック保健・社会福祉相は「これは前向きな一歩であり、性的指向ではなく本人の行動に基づいて個人を認識するものだ」とし、献血者の数を安全に増やすこともできると述べた。