米連邦準備制度理事会(FRB)は16日、経済を支えるための多額の国債購入に関する計画を更新した一方、刺激措置を拡大するための変更は加えなかった。FRB当局者は新たな見通しも公表したが、労働市場と経済が新型コロナウイルス感染流行前の健全性を取り戻す間、少なくとも2023年まで金利はゼロ近辺にとどまるとの予想が大半となった。9月には景気回復を支援するため、利上げに向けたハードルを引き上げる新ガイダンスを発表していた。この日は、債券購入に関する意図を明確化する補足的な文言を公表した。FRBは6月以降、800億ドル相当の米国債と40億ドル相当のモーゲージ債を毎月買い入れ、「向こう数カ月間」は少なくともこのペースで資産を購入すると言明していた。
FRB、資産購入ガイダンス補足 計画は変更せず
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