【ワシントン】ジョー・バイデン次期大統領が厚生長官に指名したカリフォルニア州のハビエル・ベセラ司法長官(62)は、就任後まず新型コロナウイルス対策に取り組み、バイデン氏と毎週面会する考えを明らかにした。ワクチン普及や個人用保護具(PPE)の確保、マスク着用の呼び掛けに重点を置くという。  ベセラ氏はインタビューで「バイデン氏の3大優先事項は、コロナ、コロナ、コロナだ」と語った。  また、組織を率いる上で協調体制を取る考えを示し、政策責任者や専門職員、公衆衛生の指揮担当者らに助言を求めていくとした上で、「すべて1人でやる最高経営責任者(CEO)はいない」と述べた。