【ワシントン】ジョー・バイデン次期米大統領は、自身の政権の労働長官にボストンのマーティ・ウォルシュ市長を起用した。また商務長官にロードアイランド州のジーナ・レイモンド知事、中小企業局(SBA)の次期局長にはカリフォルニア州の経済開発担当幹部イザベル・グズマン氏を起用する見通しだ。複数の関係者が明らかにした。  ウォルシュ氏は労働組合の元幹部。ボストンの電気技師と鉄鋼労働者を代表する労組を率いた後、6年前からボストン市長を務めている。  レイモンド氏は2014年、女性で初めてロードアイランド州知事に選出された。それ以前は同州の財務を担当。