中国のおしゃれ系書店が
日本に進出する日も近い?

 上海に住む別の友人によれば「日本人作家の本は中国人の読書家にとって、当たり前のように存在するもので、特段、これは『日本人の本』という意識は持っていないと思います。もちろん、日本の本であることはわかっているのですが、外国文学として書棚の隅っこに追いやられているものではなく、中国のベストセラー本と同じように並んでいます。村上春樹さんに始まって、日本の本は中国人の感性にも響くような内容のものが多いからではないでしょうか」という。

中国の書店で日本関係の書籍は常に人気がある
中国の書店で日本関係の書籍は常に人気がある(筆者撮影)

 確かに、私が行ったことのある「おしゃれ系ではない」書店も同様に日本関係の書籍が置かれていて、それはターミナル駅や空港の中の小さな書店でも変わらなかった。

 日本の書店で取り扱っているようなかわいいマスキングテープやポストカード、文房具なども豊富で、一部は、日本の「蔦屋書店」や台湾の「誠品書店」の店づくりの影響を受けているのでは、と感じさせられるが、昨今ではそれがさらに「進化」しているようだ。

 もしかしたら、中国のおしゃれ系書店が日本に進出してくる日も近いかもしれない。