ドナルド・トランプ米大統領は12日、連邦議会議事堂で先週発生した暴力行為に関し自身に非はないと主張した。下院共和党はトランプ氏が事件を扇動したとの非難を巡って対応に苦慮し、一部議員が問責決議案を提案する一方、トランプ氏に対する2度目の弾劾訴追へ向けた民主党の動きを容認する向きも出ている。共和党は12日夜に最初の試練に直面する。マイク・ペンス副大統領や閣僚による合衆国憲法修正25条の発動を通したトランプ氏の罷免を求める決議案の採決で、トランプ氏がもはや大統領に適任ではないと発言している複数の共和党議員が民主党に同調する可能性がある。ペンス氏が行動を起こさない場合、民主党は13日に弾劾訴追決議案の採決を実施するとしており、共和党の支持がなくとも十分な賛成票が集まると述べている。
トランプ氏、弾劾訴追の動き批判 暴動前の演説は「適切」
有料会員限定
あなたにおすすめ