ディーゼルからPHEVへ
キャンプやリモートワーク活用も

 今回、ボディデザインを刷新し、1.5リッターガソリンターボに加えてPHEVを導入した「エクリプス クロスPHEV」だが、これに伴って四輪駆動ミニバンとして人気が高い「デリカD:5」から移植された2.2ディーゼルは、「エクリプスクロス」のラインアップから外れた。

 その理由は「月1000台ペースの国内販売実情に鑑みて、エンジン3モデル導入は難しい」ことと、「中期経営計画でPHEV重要視を掲げている」ことからの判断だったという。

写真:1500w外部給電用のソケット
1500W外部給電用のソケット。多目的な利活用をユーザーが考案 Photo by K.M.

 また、別の視点で、PHEV需要の新しいトレンドがある。「アウトランダーPHEV」のユーザーが、1500Wの外部給電機能を積極的に活用してキャンプや、自宅での車中泊など、さまざまな活用方法を自主的に広めているという。災害時など、もしもの場合の電源として、PHEVを生活の中での保険としてみるユーザーも着実に増えているようである。こうした流れに加えて、新型コロナウイルスの感染拡大によるリモートワークなどで、「エクリプス クロスPHEV」が活用されることを三菱は想定しているようだ。

 最後に、「エクリプス クロスPHEV」の初期受注状況を聞いた。最上グレードの「P」が65%、中間グレードの「G」が35%となり、コアユーザーでは上級志向が高い傾向が見て取れる。

「ルノー・日産・三菱アライアンス」の中で、三菱のPHEVが今後、どのように進化していくのか。その動向を各地現場でしっかりと追っていきたい。