メカニズム&安全装備

 パワーユニットとプラットフォームは、現行N-BOXから導入を始めた新世代。エンジンは高速走行でも軽快・快適な走りを約束するゆとり重視設計。自然吸気(58ps/65Nm)はバルブコントロール機能VTECを採用。WLTCモード燃費は23.0km/L(FF)をマークする。一方ターボ(64ps/104Nm)は1.3Lクラスと同等の実力を秘めたダウンサイジングターボ仕様。レスポンスに優れた電動ウェイストゲートバルブを採用。WLTCモード燃費は21.8km/L(FF、RSのMT仕様は21.6km/L)。

 主力トランスミッションは、素早く加速Gが立ち上がり、効果的なエンジンブレーキが利用できるステップダウンシフト制御付きCVT。注目のRS用6速MTは、1~5速をクロースレシオ化、6速はクルージングギアに設定した。100km/h時のエンジン回転数は約3000rpmに収まる。

 ボディは高剛性設計。N-BOX比で高粘度接着剤によるボディ接合部位と、ハイテン材の使用部位を拡大した。防音材の効果的な配置と、液封エンジンマウントの採用などで静粛性が大幅にアップしている。

 足回りは前ストラット、後トーションビーム(FF)の組み合わせ。FF車は前後スタビライザーが標準装備。タイヤは自然吸気が155/65R14、ターボは165/55R15サイズを装着する。

 ホンダセンシングは全車標準装備。プリクラッシュブレーキは夜間の歩行者や横断自転車を検知する安心設計。アダプティブクルーズコントロールは、渋滞時追従機能付き。標識を読み取りメーター内に表示する機能やオートハイビームも組み込まれ、安心感は高い。

 新型Nワンは、長く愛されることを目指したクオリティKカー。日常のライフシーンに彩りを添えるお洒落で便利なモデルだ。

(CAR and DRIVER編集部 写真/小久保昭彦+ホンダ)

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