米アップルは12日、ソーシャルメディアのプラットフォーム「WIMKIN」をアプリ配信ストア「アップストア」から排除した。ハイテク企業の間では、政権交代を控え危険をもたらす恐れのあるコンテンツへの対処を厳格化する動きが広がっている。WIMKINは自身を言論の自由が守られる場だとアピールしている小規模アプリ。創業者のジェーソン・シェパード氏の発言や同氏とアップルとの通信記録によると、アップルは、内戦やマイク・ペンス副大統領の拘束を呼び掛けるなどのコンテンツを理由にWIMKINを排除した。シェパード氏は14日、WIMKINの少人数のチームが数十件の投稿を削除したほか、来週のジョー・バイデン氏の大統領就任式で「ミリオン・ミリシア・マーチ(100万人の市民軍の行進)」を組織しようとしているグループを排除したと述べた。
アップル、SNS「WIMKIN」をアップストアから排除 暴力呼び掛けで
有料会員限定
あなたにおすすめ