米連邦議会議事堂を占拠した先週の暴動に加わったアリゾナ州在住の男が、マイク・ペンス副大統領に宛てた脅迫メモを議場に残していた。連邦検察当局が裁判所に提出した資料で明らかにした。この男は、極右陰謀論集団「Qアノン」のシャーマンを自称するジェイコブ・チャンズリー容疑者(33)。検察によると、チャンズリー容疑者は議事堂内で暴徒を扇動し、警察の命令を無視した。同容疑者は、マイク・ペンス副大統領が上院の議場から退避した直後、長いやりを持ち、牛の角をつけたコヨーテの毛皮の帽子をかぶって議場に侵入。ペンス氏宛てで「間もなく正義の裁きが下される」と書いたメモをペンス氏の机に残したという。