私たちは自分が見たり読んだりするものや、考える内容さえも巨大ソーシャルメディア(SNS)企業にコントロールを譲り渡した。一体いつからそうなったのか正確に特定するのは難しい。筆者は2016年前後とみている。これはツイッターとインスタグラムがフェイスブックとユーチューブに追随し、アルゴリズムが支配する未来に加わった年だ。私たちの注意をできる限り長く引きつけるようプログラムされたロボットを利用し、彼らは私たちが最もタップしたり、シェアしたり、「いいね」を押したりしそうな投稿を前面に押し出し、その他は全て埋もれさせた。自分がフォローしている全てのものや人が果てしなく表示されるフィードは姿を消し、クリックせずにはいられない投稿が提示される活発なフィードに取って代わられた。