米半導体大手エヌビディアのジェンスン・フアン最高経営責任者(CEO)は、同社の先端人工知能(AI)半導体「H200」に対する中国の需要は「極めて高い」と述べた。この1カ月前、トランプ米政権は同半導体の中国向け販売を承認するという物議を醸す決定を下した。フアン氏は6日、ラスベガスで開催されているテクノロジー見本市「CES」での質疑応答セッションで、「当社はサプライチェーン(供給網)をフル稼働させており、H200が生産ラインを流れている。米国政府と輸出許可の最終的な詳細を詰めているところだ」と述べた。ドナルド・トランプ米大統領は昨年12月初旬、中国の習近平国家主席に対し、「強力な国家安全保障を確保する条件の下で」H200の輸出を承認する計画を伝えたと明らかにした。トランプ氏によると、この取引の一環として、エヌビディアはH200の対中販売の売上高の25%を米連邦政府に支払うという。