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年末のお歳暮や年始のお年賀、誕生日や記念日など、さまざまなシーンで贈られる“ギフト”。特に2020年は、新型コロナの影響でギフトを贈る理由やシーンが大きく変化したようだ。(清談社 真島加代)

カジュアルギフトが
市場拡大をけん引

 誕生日やクリスマス、母の日、父の日など、特別な日にはギフトを贈って日頃の感謝や思いを伝える人も多いだろう。実は近年、ギフト市場は大きな転換期を迎えている。

「矢野経済研究所の推計(*)によると、2019年のギフト市場規模は、前年比101.5%、市場規模は10兆円超えを見込んでいます。ギフト市場は、この数年で堅調に伸びているんです」

 そう話すのは、日本最大級のギフト専門セレクトショップ「ギフトモール」(https://giftmall.co.jp/)を運営する、株式会社ギフトモールCFO兼COO・小川安英氏だ。市場全体が拡大しているだけでなく、ギフトを贈るシーンも変化しているという。

「個人で贈る“パーソナルギフト”には、主に2つのカテゴリーがあり、お中元・お歳暮などの『フォーマルギフト』と、誕生日や母の日など親しい人に贈る『カジュアルギフト』に分けられます。カジュアルギフトの市場は8年前に比べて1.2兆円伸びて約5兆円に拡大する一方で、フォーマルギフトは年々市場が縮小しています。現在のギフト市場は、カジュアルギフトがけん引しているんです」

(*)…出典:『2019 ギフト市場白書』(矢野経済研究所)