はちみつ
新型コロナウイルスの感染が拡大する中、販売が急増しているはちみつ(写真はイメージです) Photo:PIXTA

新型コロナウイルスの感染拡大と外出自粛要請に伴い、はちみつの売り上げが急増している。学校休校による子どもの「おやつ需要」に加え、テレビ番組の影響で「コロナにはちみつが効く」という誤った情報が流布され、爆売れにつながっている。(ダイヤモンド編集部 山本興陽)

コロナで壊滅の外食業界
客が殺到する小売業界

「異常な量が売れていく。普段の感覚が麻痺してしまった」――。あるスーパーの陳列担当者は、混乱する日々についてこう話す。

 新型コロナウイルスの感染拡大は止まらず、外出自粛の動きが強まっている。大打撃を受けているのは外食業界。時短営業などで細々と続けていた飲食店も、緊急事態宣言の発令を受け、いよいよ休業に追い込まれた。「手元の運転資金が1~2カ月程度しか持っていないケースがほとんど。廃業・倒産の急増は必至」(メガバンク行員)と危機感をあらわにする。

 コロナで壊滅状態の外食業界とは対照的に、客が流れ込み、特需に沸いているのがスーパーやドラッグストアなどの小売店だ。「供給体制に問題はない」と多くのメーカーが公表し、行政が「買いだめは控えて」と呼びかけているものの、この状況下で消費者には響かない。