お菓子作りをする家庭が増えたので、小麦粉やホイップクリームが売れている
お菓子作りをする家庭が増えたので、小麦粉やホイップクリームが売れている(写真はイメージです) Photo:PIXTA

コロナ禍で口紅が売れなくなったという。考えてみればマスクをする日常なのだから、そりゃ売れなくなるはずだ。コロナ禍で人々の生活習慣はどのように変わったのか。(取材・文/フリーライター 鎌田和歌)

外出自粛が続く中、
お菓子作りブームが売り上げに反映

 先日、コロナ禍で売り上げが伸びた商品、売れなくなった商品のランキングが発表された記事を見た(「コロナ時代に「売れる商品・売れない商品」トップ30、口紅は大幅減」)。

 市場調査会社インテージによるデータだという。最も売り上げが伸びたのは「うがい薬」で、2位には「殺菌消毒剤」がランクイン。これは誰しもが納得するところだろう。

 個人的に深く納得したのは5位に「小麦粉」、7位に「ホイップクリーム」が入っていたことだ。外出自粛が始まった頃から、周囲の子育て中の家庭がこぞって、お菓子作りの様子をSNSに投稿していた。

 子どもを喜ばせるために、あるいは子どもとコミュニケーションを取るために、お菓子作りは有効だろう。そして同時に、お菓子作りの簡単レシピもSNSで頻繁に見かけるようになった。オーブンを使わずに電子レンジでも、ちょっとしたシフォンケーキが作れる。調理時間も10分もかからない。今はネットを探せば、そんなレシピを大量に見つけることができるので、これまでお菓子作りにほとんど手を出したことのない筆者も、つい小麦粉を買おうかと思ってしまったほど。