米マイクロソフトのビデオゲーム事業は以前から、大きく異なる二つの層を満足させるという巧みな手腕を要してきた。26日の四半期決算の発表を控え、まさにそれを再認識させる出来事があった。マイクロソフトは22日、オンラインゲームサービス「Xbox Live(エックスボックス・ライブ)」の一連の価格変更を発表した。この変更によって、新規登録者の年間料金は実質的に倍になる一方、既存登録者は追加料金なしに定額制サービス「ゲームパス」に移行できるはずだった。だがゲーマーたちの間でたちまち反発が広がり、同社は撤回に追い込まれた。同日夜には、エックスボックス・ライブ・ゴールドのメンバー料金を維持すると発表。さらに、絶大な人気を誇る「フォートナイト」など無料で遊べるゲームについては、もはや有料登録の必要もないとする変更を加えた。
マイクロソフト、ゲーム事業は遊びじゃない
10-12月期のゲーム事業売上高は大幅増か
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