――WSJの人気コラム「ハード・オン・ザ・ストリート」 ***  米マリフアナ(大麻)業界を覆っていた霧が、ここにきてようやく晴れ始めた。  米民主党が今月に入り連邦議会上院で事実上の多数派になったことで、大麻業界では連邦レベルでの合法化に弾みがつき、規模の拡大を目指す企業による再編が活発化するとの見方が広がった。米市場に上場する大麻銘柄に連動する「グローバル・カンナビス株価指数」は年初来、35%の値上がりだ。  足元の高い期待は、これまでの投機筋主導の高騰よりも正当化されるかもしれない。