【ワシントン】米ホワイトハウスは26日、ジョー・バイデン大統領がロシアのウラジーミル・プーチン大統領と就任後初めて電話会談を行ったことを明らかにした。バイデン氏はロシアの反体制派指導者アレクセイ・ナワリヌイ氏の拘束や米サイバーセキュリティー会社ソーラーウインズに対する大規模なハッカー攻撃、ロシアが米兵殺害に懸賞金を出していたとの報道など、一連の問題を巡る懸念を伝えた。  ジェン・サキ報道官によると、バイデン氏は米国がウクライナの主権を「強く支持」していると改めて言明し、ロシアが2020年の選挙に介入したことに懸念を表明した。