米アップルが27日発表した2020年10-12月期(第1四半期)決算は、売上高が1114億ドルと過去最高に達した。「iPhone(アイフォーン)」の高機能機種の販売が増えたほか、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)を背景にノートパソコンやタブレットの需要が急増した。  純利益は前年同期比29%増の287億6000万ドル。1株利益は1.68ドルと、ファクトセットがまとめたアナリスト予想の1.41ドルを上回った。  アップルのティム・クック最高経営責任者(CEO)は同社の品ぞろえについてのインタビューで、「これ以上ないほど楽観的だ」と語った。