ティーンエージャーを育てた――あるいは、自身がそうだった――人なら誰でも知っているように、リスクの高い活動でグループ同士が互いにけしかけ合う場合に幸せな結末が訪れることはめったにない。足元の金融市場を見るといい。人々が歴史的に単独で行っていた活動――株などの資産の売買――が人と交流する最も人気の方法となっている。まるでネットフリックスやアマゾン・プライムで映画やテレビを一緒に見るかのように、ビデオ会議システム「Zoom(ズーム)」を介して友人が集まり、ライブで株取引を行う。トレーディングサイトの順位表には最も利益を得ている人たちの名前とその金額が示され、株取引アプリはユーザーに人気の銘柄リストを表示している。一部のオンライン取引サイトでは、機械的に他のユーザーの取引を「自動コピー」してまねることもできる。
投資家に必要な「リア友」、バフェット氏にも相棒
現実世界の友人は、間違っているときにはそう教えてくれる
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