米金融大手ゴールドマン・サックス・グループは16日、オンライン取引プラットホーム「マーカス・インベスト」を発表する予定だ。マーカス・インベストは、ゴールドマンの投資戦略委員会が開発したモデルに基づいて、個人資産を低コストで株式や債券のポートフォリオに自動的に再投資する。マーカス・インベストは、既存の消費者向けオンライン融資プラットホーム「マーカス」のアプリとウェブサイトに導入される。ゴールドマンは従来、資産運用サービスでは1000万ドル(約10億6000万円)以上の資産を持つ顧客をターゲットとしてきたが、マーカス・インベストは最低投資額はわずか1000ドルに設定されている。ゴールドマンで最も少額のカテゴリーに属する口座のアドバイザリー料は年1%を超えるが、マーカス・インベストでは年0.35%だ。