米連邦準備制度理事会(FRB)が17日公表した1月26~27日開催の連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨によると、当局者は労働市場の回復を後押しするためには、超低金利の維持と債券買い入れ策の継続が当面の間は必要との見解でおおむね一致した。  当局者は会合で、12月に成立した連邦政府による景気刺激策と新型コロナウイルスワクチン接種の進展が経済見通しの改善につながるとの展望を示した。インフレが今後数カ月で上昇すると見込む向きもあったものの、金融政策引き締めが必要になるほどの物価上昇圧力が持続する可能性については懐疑的な姿勢を示した。