一読のすすめ

 コロナ禍を経験し、人々の幸福を中心とした社会や経済の重要性をひしひしと感じている人は多いだろう。もともと、幸福の追求自体は国民の権利であるが、社会全体で人々のウェルビーイングをどう実現していくかという観点がますます注目されるようになっている。

 そんななか、個々人が自分にとっての幸せとは何かを考え、行動することも必要だ。「知識の数」ではなく「できることの数」。本書でもそう述べられている。自分なりの幸福の軸を見つけて、本書の行動レシピを実践することで、幸せをいっそう実感できるのではないだろうか。

総合3.8点(革新性3.5点、明瞭性4.0点、応用性4.0点)

著者情報

星 渉(ほし わたる)
 株式会社Rising Star代表取締役。1983年仙台市生まれ。「好きな時に、好きな場所で、好きなシゴトをする個人を創る」をコンセプトに活動し、現在までに講演会、勉強会には10,000人以上が参加し、手がけたビジネスプロデュース事例、育成した起業家は623人にものぼる。ゼロの状態から起業する経営者の月収を6カ月以内に最低100万円以上にする成功確率は、日本ナンバーワンの91.3%を誇り、その再現性の高い、起業家のためのビジネスコンサルティング手法が各方面で話題となる。コンサルティングの申し込みは倍率92.1倍を記録。『神メンタル』『神トーーク』(ともに、KADOKAWA)が合わせて20万部突破のベストセラーとなり、テレビやラジオなど各メディアで取り上げられ注目を集めている。

前野隆司(まえの たかし)
 山口生まれ、広島育ち。1984年東京工業大学卒業、1986年同大学大学院修士課程修了。キヤノン株式会社、カリフォルニア大学バークレー校訪問研究員、ハーバード大学訪問教授等を経て、慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科教授。慶應義塾大学ウェルビーイングリサーチセンター長兼任。博士(工学)。ダンサー、フォトグラファー、作家としても活動している。大学での専門は、幸福学、幸福経営学、システムデザインなど。人々を幸せにするための生活づくり、もの作り、こと作り、組織づくり、地域づくり、教育などの研究を行っている。著書多数。日本機械学会賞(論文)、日本ロボット学会論文賞、日本AEM学会著作賞、日本創造学会論文賞、グッドデザイン賞、地域活性学会10周年記念学会賞などを受賞。

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