米議会警察(USCP)は、1月6日に発生した連邦議事堂占拠事件に絡み、警官35人の言動を内部調査していると明らかにした。このうち6人は、19日時点で停職扱いになっているという。今回の事件では、なぜドナルド・トランプ前大統領の支持者らが警備を突破して議事堂に乱入できたかを巡り、複数の議会委員会が調査を進めている。23日には上院の2委員会が議会警備に関する公聴会を開く予定で、下院委員会も来週、USCP長官代理や下院守衛官を呼んで公聴会を行う。USCPのヨガナンダ・D・ピットマン長官代理は先月、非公開の議会公聴会で、トランプ支持者らが暴徒化する可能性や過激派が参加する公算が大きいことを事前に把握していたと述べている。