日常性をブラッシュアップしたピックアップ
トヨタのピックアップトラック、ハイラックスがマイナーチェンジを受けた。おや、ついこの前デビューしたばかりではなかった? 実用車モデルにしては改良のサイクルが早くないか? そう思われた人も多いかもしれない。現行型ハイラックスの日本デビューは2017年秋だったが、グローバルでのデビューは2015年であり、すでにライフサイクルは7年目に突入。そう捉えるとこのマイナーチェンジは妥当なところであり、そう謳うだけの大掛かりな変更が行われた。
現行型ハイラックスは、実用車的なスタンスをメインとしていたかつてのモデルとは異なり、実用車でありながらも、国内においてはその使い方までカッコいいと思えるようなファッション性を与えられた。それはたとえば、ベッドに買い物した荷物を載せるなんてことはもちろん、薪やアウトドアギアを積み込むといったアクティブなライフスタイルに溶け込んでいるカッコよさだ。