民泊仲介サイト大手の米Airbnb(エアビーアンドビー)が25日発表した2020年10-12月期(第4四半期)決算は大幅赤字となった。同年12月の新規株式公開(IPO)後初の決算発表だったが、新型コロナウイルスの世界的大流行で旅行業界が痛手を受けた上に、IPO関連費用が響いた。   純損益は39億ドルの赤字。IPOに関連する株式報酬費用28億ドルを計上した。前年同期は3億5100万ドルの赤字だった。  通期では46億ドルの赤字。過去4年の赤字の総額より大きく、ファクトセットがまとめたアナリスト予想を超える赤字となった。  売上高は市場予想を上回った。