米ロブロックスのデービッド・バズッキ最高経営責任者(CEO、58)は、ビデオゲームをDIY(自作)可能にするという、業界の典型的な成功の方程式を覆す手法で数千万人のゲーマーの支持を獲得した。ロブロックスとその支援者は、次は投資家に受け入れてもらえることを期待している。同社はZ世代(1990年代半ば以降に生まれた若年層)を中心としたユーザーを抱え、主にゲーム内で使用する「ロバックス」と呼ばれる仮想通貨をプレーヤーに販売することで収入を得ている。ロブロックスは3月10日に直接上場(ダイレクトリスティング)する予定だ(直接上場は新たな資本調達を伴わない株式公開手法)。2004年に創設され、カリフォルニア州サンマテオを拠点とする同社は昨年、米料理宅配大手ドアダッシュや米民泊仲介大手エアビーアンドビーが新規株式公開(IPO)で予想を上回る高騰を見せたこと受け、従来の株式公開手法から転換した。
米ゲーム会社ロブロックス、投資家の評価は?
3月上場予定、プレーヤーがゲームを開発
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