米マイクロソフトは2日、政府支援を受けているとみられる中国のハッカー集団が、企業が使用する自社の電子メール製品でこれまで知られていなかったセキュリティー上の欠陥を標的にしていると注意喚起を行った。  マイクロソフトによると、同社が「ハフニウム」と呼ぶハッカー集団は、オフィスのコンピューターシステム上で動作する電子メール・カレンダーアプリ「エクスチェンジ・サーバー」の脆弱(ぜいじゃく)性を狙っている。ハフニウムは以前、感染症の研究者や法律事務所、防衛関連企業などから情報を盗み出そうとしたことがあるという。