Wさん一家の貯蓄を整理
子ども2人の教育費に2000万円は必要

 Wさん一家の現在の貯蓄を詳しく見ていきましょう。現金で2000万円、学資保険250万円×2人分払い込み済み(満期合計300万円)、他に400万円の貯金があるとのこと。

 相談文から、学資保険の満期合計300万円は1人あたりの金額と考えられますので、300万円×2人=600万円となります。すると、保有する金融資産額は2000万円+600万円+400万円=3000万円になります。

 この金額に20年間の積立額3720万円が加わり、60歳までに6720万円を準備できることになります。ただし、夫が60歳になるまでに子どもの教育費などライフイベント費用が発生します。子どもの進学プランについては書かれていませんが、制服費用が発生しているので長女は中学1年、二女は小学校2年と思われます。

 長女、二女共に中学校まで公立、高校は私立、そして大学(私立文系)まで進学するとします。高校の費用は私立だと3年間で約310万円、大学は約400万円、塾などに通う費用を150万円とすれば、1人当たり合計で860万円、2人で1720万円の教育費がかかることになります。今回は、ある程度余裕を持たせて2000万円としておきましょう。

 その他、支出として考えられるのが車の買い替えです。1回当たり250万円、5~7年毎に買い替えを行うとして、試算では5回分の1250万円を計上しておきます。旅行などに行く機会もあるでしょうが、その費用は売電収入の予備費、あるいは試算に含めていないWさんのボーナスで賄うようにしましょう。