ワシントンを支配する民主党は、あらゆる進歩派の夢と同様、銃規制についても夢の実現を目指すだろう。下院は先週、新たに2件の銃規制法案を可決した。そして民主党上院トップのシューマー院内総務は、上院でもこれら法案を採決すると約束した。こうした銃規制が、犯罪の増加に伴う銃購入の加速という形で逆効果をもたらさないことを彼らは願わざるを得ないだろう。  1つ目の法案は、個人間の銃の売買でも購入者の身元を調べるバックグラウンドチェックを行うというもので、227票対203票で可決された。共和党からの賛成票は8票だけだった。