レヴォーグは歴代レガシィのGT思想を継ぐツアラー。2ndモデルは1.8Lボクサー4ターボ(177ps)搭載。完成度を高めたアイサイトXが安全性をサポートする。
SUBARUの総力を投入した
渾身の力作
SUBARU(以下スバル)渾身の力作――、2ndレヴォーグには、そんなフレーズが似合う。レヴォーグは、1stモデルが2014年に誕生、2020年10月に初のモデルチェンジを行ったAWDステーションワゴンだ。
世界の2大市場(中国と米国)が、ともに大型サイズを好む事情もあり、多くのモデルは世代交代のたびに大型化を繰り返している。その中で、レヴォーグが“日本中心”の開発姿勢を再び明確にしたことはうれしい限り。同時に、最新の骨格、SGPに詰め込まれたハードウェアが、パワートレーンからシャシー、そしてスバル自慢の運転支援システム、アイサイトに至るまで、すべてが“メーカーの総力を投入した、最新のアイテム”という点も大きな見どころだ。