米ユタ州南部で自動車ディーラー8店舗を経営するスティーブン・ウェイド氏は、ピックアップトラックの在庫が枯渇しつつあると話す――しかも、急ピッチでだ。  通常なら、ディーラー店舗に確保しておくピックアップトラック「ラム」の在庫は約200台。だが、今週に入り25台しか残っていない。近くにある「シボレー」ディーラー店舗の状況はさらに悲惨だ。ピックアップトラック「シルバラード」の在庫数は4台しかなく、ウェイド氏は次にいつ入荷するか見当もつかないと話す。  「昨年末時点では、適切な在庫水準を確保しているように見えた」というウェイド氏。