1日5分4週間で、顔、首、アンダーバスト、ウエスト、二の腕が、スッキリほっそり!
“ろっ骨美人”になると、すべてが動き出す!
運動不足や太りすぎでボディラインがくずれたと思ってダイエットしても、9割の人はスタイルがよくなりません。スマホやパソコンの影響に加えて、ステイホームやテレワークで前かがみの姿勢をとる時間が長くなったせいで、ろっ骨がゆがんでいる人がほとんどだからです。ろっ骨が傾いたり開いたりしていると、脂肪がなくても、ウエストはくびれることができません。
ボディメイクの達人・森拓郎最新刊『おうちで簡単くびれ作り リブトレ』では、自分で簡単に、ろっ骨を締めて正しい向きに矯正するストレッチとエクササイズを紹介しています。(初出:2021年4月21日)
そもそもリブトレって何?
リブトレーニング、略してリブトレ。ろっ骨(あばら骨)を英語でribといいます。
ボディラインはろっ骨で決まります。それは、ろっ骨が胴体を形作っているからです。
上半身には背骨という柱があり、背骨からは肺と心臓をぐるりと囲むようにろっ骨がのびています
ろっ骨は左右12対、計24本もあって、それなりに重さがあるので、ろっ骨が前に傾けば背骨も前に倒れ、ろっ骨が後ろに傾けば背骨は後ろに反り返ります。背骨とろっ骨が前や後ろに倒れれば骨盤も影響を受けます。
この記事を開いてくださった方なら、スタイルをよくするためにダイエットや筋トレをしたことがあるのではないでしょうか。そのとき、努力に見合う結果は得られましたか?
わずかな変化はあったものの、苦しいわりにスタイルが劇的によくならなかったならろっ骨を改造するべきです。
体の土台である骨が正しいポジションにないと、骨の上にのっている筋肉や脂肪を少し変えただけでは美しいスタイルは作れないからです。
骨の形は生まれつきで変えられないと諦めてはいけません。もちろん、人それぞれに多少の違いはありますが、少なくともねこ背や反り腰、肩が前にまるまった巻き肩、ろっ骨の下の部分が外に開いていてウエストがくびれない、アンダーバストが太い、首が肩に埋もれて短く見えるという悩みは、すべてリブトレで解決します。
呼吸が浅くてリラックスできないのもろっ骨に原因があります。肩や首がこるのは、ろっ骨まわりがきゅうくつに縮まっているせいで、呼吸のための筋肉が正常に働くことができないからです。
リブトレをすれば骨が変わる。骨が変わると筋肉もラクになる、脂肪もつきにくくなる。
美リブという上向きスパイラルの体を手に入れましょう!
本原稿は、森 拓郎著『おうちで簡単くびれ作り リブトレ』からの抜粋です。この本では、1日5分4週間で、気になる顔、首、アンダーバスト、ウエスト、二の腕がスッキリほっそり変わるエクササイズを紹介しています。リブトレで、これまでノーマークだったろっ骨を整えて、おうちで簡単にくびれボディを目指してみませんか?
運動指導者、フィットネストレーナー、ピラティス指導者、整体師、美容矯正師
大手フィットネスクラブを経て、2009年、自身のスタジオ「rinato」(加圧トレーニング&ピラティス)を東京・恵比寿にオープンし、ボディメイクやダイエットを指導。
足元から顔までを美しくするボディワーカーとして、運動の枠だけにとらわれないさまざまな角度からボディメイクを提案する運動指導者として活動している。ボディラインを重視したキメ細かいボディメイク指導に定評があり、ファッションモデルや女優などの著名人からの信頼も厚い。
著書に、『運動指導者が断言!ダイエットは運動1割、食事9割』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)、『30日でスキニーデニムの似合う私になる』(ワニブックス)、『ボディメイクストレッチ 理想の体を手に入れればどんな服も着こなせる』(SBクリエイティブ)などがある。