大和ハウスPhoto:Diamond

コロナ禍から企業が復活するのは一体、いつになるのだろうか。上場100社超、30業界を上回る月次業績データをつぶさに見ると、企業の再起力において明暗がはっきりと分かれている。前年同期と比べた月次業績データの推移を基に、「嵐」から「快晴」まで6つの天気図で各社がいま置かれた状況を明らかにする連載「コロナで明暗!【月次版】業界天気図」。今回は、3月度の住宅編だ。

住宅メーカー4社がそろって
「前年実績超え」となった理由

 住宅メーカーの主要4社が発表した3月度の月次業績データは、以下の結果となった。

 大和ハウス(大和ハウス工業)の住宅受注金額(合計)は、前年同月比108%(8%増)、住友林業の受注金額(合計)は同103%(3%増)、セキスイハイム(積水化学工業)の住宅受注(棟数ベース)は同103%(3%増)、ミサワホームの受注金額(合計)は、前年同月比109%(9%増)だった。