メリック・ガーランド米司法長官は21日、ミネソタ州ミネアポリス市警察に違法な職務行為のパターンがなかったか司法省が捜査すると明らかにした。同州の陪審員は前日、黒人男性ジョージ・フロイドさん殺害事件で、元警官デレク・ショービン被告に有罪評決を下した。連邦当局はすでにフロイドさん殺害に特化した捜査を行っているが、今回発表された捜査はこれとは異なる。新たな捜査では、ミネアポリス市警の警官が過剰な暴力や差別的行為などを通じて、市民権を日常的に侵害していなかったどうかに焦点を当てる。ガーランド氏によると、司法省はミネアポリス市警とのやりとりについて話を聞くため、コミュニティー組織や市民にすでに接触を開始している。
米司法省、ミネアポリス市警を捜査へ 違法行為の有無検証
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