ポッドキャストの覇権を巡る戦いの火ぶたが切られた。アップルによる新たなサブスクリプション(定期課金)サービス導入や、スポティファイとフェイスブックの新たな提携といった発表が先週相次ぐなど、有力人材や多額のマネーを引きつけるポッドキャストの勢いを改めて印象づけた。新型コロナウイルス禍以前から急速に存在感を増していたポッドキャストは、ロックダウン(都市封鎖)下で人気が爆発。今年には米国内の広告収入が10億ドル(1100億円)を突破する見通しだ。現在、毎月ポッドキャストを聞いている人は1億1600万人と、12歳以上の米国民の41%に上る。これは2020年比で11%増の水準だ(エディソン・リサーチとトリトン・デジタル調べ)。
ポッドキャスト天王山、アップルVS.スポティファイ
スポティファイのボッドキャスト利用者は今年アップルを上回る見込み
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