オリパラは「当然開催される」と
予測できる根拠とは?
先週、新型コロナの緊急事態宣言で2021年の日本経済がどうなるのかという記事を書いたのですが、そこでオリパラについてさらっと書いた以下の記述がわたしの周囲では不評を買いました。
という記述です。未来予測のプロの観点で見れば確かにひきょうな書き方です。なにしろ開催されてもされなくても「五分五分だ」という予測は当たりますから。
それに加えてもっとよくないことはオリパラ開催は2021年の日本経済に最大の影響を与えるものであるにもかかわらず、それが経済予測記事の中で「五分五分」で済まされている点です。そこで、今回は東京オリンピック・パラリンピック(以下、オリパラ)がどうなるのかについてきちんと予測をしたいと思います。
オリパラについて結論を先に言えば、開催されるでしょう。先週の記事は文脈を読んでいただきたかったのですが「当然開催される予定のオリンピックについても緊急事態宣言での封じ込めができなければ暗雲が漂う」ということが言いたかったのです。
では、オリパラが開催されるという予測根拠は何でしょうか?