サイバー攻撃により米国内最大の燃料パイプラインが1週間にわたって停止する可能性があることを背景に、米東海岸ではドライバーがガソリンスタンドに殺到し、長蛇の列や品不足が発生している。  パイプラインを運営するコロニアル・パイプラインは10日、週末までにサービスをほぼ復旧させたいとの意向を明らかにした。同社は先週末、ランサムウエア(身代金要求型ウイルス)を使ったサイバー攻撃を受けてパイプラインを閉鎖した。米当局は「ダークサイド」と呼ばれる犯罪集団が関与しているとの見解を示している。