米住宅市場の活況が最も安い物件にも及んでいる。その多くはミシガン州デトロイトやオハイオ州クリーブランドなど、投資不足から長年にわたり停滞してきたエリアで、地元の経済再生を後押ししている。  こうした地域の住宅は通常、数千ドルで手に入るが、大規模なリフォームが必要なことが多く、住宅ローンでは購入資金の手当てできない。  米国内で2018年に住宅価格の中央値が10万ドル(約1100万円)未満だった郵便番号の地区では、それ以降の3年に42%値上がりした。コアロジックがウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)向けに分析を行った。